【たんぱく質】の上手な摂取方法

筋肉や爪、髪などからだをつくるために欠かせない栄養素、それがたんぱく質です。

 

③たんぱく質

たんぱく質は、胎児のからだをつくるためにも重要ですが、妊婦さんの肌荒れや髪のパサつきなどのマイナートラブル予防にも役立ちます。
たんぱく質の推奨摂取量は、成人女性で50g、妊娠中期は+5g、妊娠後期は+25gといわれています。

しかし、妊婦さんの平均値は65gとなっており、妊娠後期の場合は10g不足している、という事になります。(※下記のデータを参照)

時間がない時はご飯や麺、パンなどの単品料理に偏ってしまう傾向があります。単品料理はどうしても炭水化物の割合が多く、栄養バランスが崩れやすいため、必ず「主菜」であるたんぱく質を取り入れるようつとめましょう。

メインを用意できない場合は、冷奴や納豆などの大豆製品だけでも良いので、毎食たんぱく質があることが理想です。

豊富に含まれる食品

■動物性食品(卵、肉、魚、乳製品)

■植物性食品(大豆や大豆製品)

妊娠中に推奨する摂取量

妊娠中期+5g
妊娠後期+25g
【参照】厚生労働省の日本人の食事摂取基準における妊婦付加量(推奨量)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586574.pdf

平均的な妊婦さんの摂取量

妊婦・平均値 65g
摂取量は個人差があるため、厚生労働省が行っている国民健康・栄養調査報告
の値を参考にしています。
【参照】令和元年国民健康・栄養調査報告
https://www.mhlw.go.jp/content/000711006.pdf